練習問題 What timeの文 part2
次の日本文にあう英文を作りなさい。
(1) あなたのお父さんは何時に家に帰ってきますか。
(2) 彼は10時に帰ってきます。(1の答えとして)
(3)ハワイでは何時ですか。(Hawaii)
(4)午前6時半です。 (3の答えとして)
解答・解説(1)
(1) あなたのお父さんは何時に家に帰ってきますか。
はい、それでは見ていきましょう。
この問題の日本文を見てみると「何時に家に帰ってきますか」となっています。これは「何時に〜しますか」という言い方ですね。
ただ、一つ注意することがあります。それは、
「主語があなたのお父さん」
というところです。
「はっ?! お父さんだと何かあるの?」
はい、大いにあります。
これは三人称単数ですよね。
「あなたのお父さん」 → 「男の人」 → 「彼」 → 「三人称単数」
ということですから、ここでは「do you ?」ではなくて、「does 〜?」とならないといけないのです。
気づいていましたか?
ここが大切です。
「何時ですか」と聞かれたら「What time is it?」で、
「何時に〜しますか」と聞かれたら「What time do you?」となる。
ここまでが分かるのはもちろん大切です。
しかし、以前からのルールで、主語が三人称単数の時には「do」ではなくて、「does」を使うというのがありましたね。このルールは常に生きています。
でも、いざ問題を解く時になると頭から消えてしまうんですよね。
それではこのことを考えながら問題を考えてみましょう。
「あなたのお父さんは / 何時に / 家に帰ってきますか」
↓ 英語の順番に並べると
「何時に / あなたのお父さんは家に帰ってきますか」
↓
「What time / does your father come home?」
※「家に帰ってくる」 → 「come home」
↓
「What time does your father come home?」
正解)
「What time does your father come home?」
(あなたのお父さんは何時に家に帰ってきますか)
解答・解説(2)
(2) 彼は10時に帰ってきます。(1の答えとして)
では、次に1番のような質問に答える言い方を考えます。
この文は1番の質問に対しての答えです。
基本的にふつうに文を作る時と同じですが一つだけ注意点があります、それは「10時に」というときの「〜時に」という言い方で
す。
時間を答える時の「〜時に」という言い方は「at + 時間」となります。例えば、
「at seven」 → 「7時に」
「at eleven」 → 「11時に」
このように言います。これだけ気をつけていれば大丈夫でしょう。
「彼は10時に帰ってきます」
↓ カタマリに区切ると
「彼は / 10時に / 帰ってきます」
↓ 英語の順番に並べかえると
「彼は / 帰ってきます / 10時に」
↓ 英語に直すと
「He / comes home / at ten.」
↓ 完成
「He comes home at ten.」
このように考えていきます。
ここでも「comes」と三単現のsが必要になりますが、つけられましたか?
主語が「He」の三人称単数ですから三単現のsが必要ですよ。
正解)
「He comes home at ten.」
(彼は10時に帰ってきます)
解答・解説(3)
(3)ハワイでは何時ですか。(Hawaii)
はい、次の問題です。
今度の日本文を見ると「何時ですか」となっていますね。ですからここでは「do you ?」のパターンではないですよ。
ここでの問題は「ハワイでは」という言い方です。このように「場所では」となっていたら「in + 場所」となりましたので思い出しておいて下さい。
「ハワイでは何時ですか」
↓
「ハワイでは / 何時 / ですか」
↓
「何時 / ですか / ハワイでは」
↓
「What time / is it / in Hawaii?」
↓
「What time is it in Hawaii?」
正解)
「What time is it in Hawaii?」
(ハワイでは何時ですか)
解答・解説(4)
(4)午前6時半です。 (3の答えとして)
最後の問題です。
これは3番の答えとしての文です。
「午前6時半です」といういい方は「午前6時半に〜します」とは違いますよね。まずはこの違いを確認しましょう。
もしも「午前6時半に〜します」という言い方だとしたら2番で解いたように一般動詞を使って最後に「at・・・」となります。
「・・・時に」というときは「at・・・」となりますから。
しかしここでは上の問題で「ハワイでは何時ですか」と時間を聞かれただけのパターンですから「It is ・・・」と答えることになります。
元もとの3番の問題文を考えてください。「What time is it?」と「is it」を使っていましたよね。
ですから答えの文でもこの2つの単語を使うのです。もちろん肯定文になりますから順番は「It is」となりますが。
ですから「午前」という部分はとりあえず置いておくとして、「6時半です」という言い方は「It is six thirty.」となります。ここまではいいですか。
そうしたら最後に「午前」という意味の語を足してあげれば完成です。
午前というのは「in the morning」か「a.m.」でした。このどちらかを最後につけてあげれば完成です。
「午前6時半です」
→「It is six thirty in the morning.」
=「It is six thirty a.m.」
正解)
「It is six thirty in the morning.」
=「It is six thirty a.m.」
(午前6時半です)