Whatを使った文 part2 一般動詞を使った文
Whatを使った文 part1のつづき
<一般動詞を使った場合>
では次に「What」を一般動詞と一緒に使った場合はどうなるのか解説していきます。
まずは例文をみてください。
例1)
「What do you have in your hand?」
(あなたは手に何をもっていますか)
「I have an egg.」
(私は卵をもっています)
この文では動詞に「have」という一般動詞を使っていますが、最初に解説しているbe動詞の場合と考え方は変わりません。
つまり、
・「What」は文頭につける。
・「疑問文」なのでWhatの後ろは疑問文の形にする(do you)。
ということです。
「What do you have in your hand?」
この文は
「What」
と
「do you have in your hand」
に分けられますね。
このうち後ろの「do you have in your hand」は「あなたは手にもっていますか」という意味の疑問文になっています。
こうやって比べてみてみると上でお話した2つの点が両方の形に共通していることが分かりますね。ここで一つ問題になるのは、この説明をしている時点で、
「be動詞と一般動詞の違いが分からない」
「この2種類の疑問文が作れない」
という人です。
ここでの話はこれらのことが分かっていないと、なんのことやらサッパリ理解できません。
もしもそういう場合にはまず最初に
・「be動詞」と「一般動詞」の違い。
・ それぞれの疑問文の作り方
を復習してください。
ここはとても大切なところですからね。
What do you ?に対する答え方
それでは話を戻して、次にこの質問に対する答え方をお話します。
「What is this?」のときにも「Yes / No」では答えませんでしたが、ここでも同じです。
「What do you have in your hand?」
(あなたは手に何をもっていますか)
↓
「Yes, I do.」 (はいもっています)
「No, I don't.」 (いいえ持っていません)
何を持っているのか聞いているのに、「はいもっています」や「いいえ持っていません」ではおかしいですよね?
ですからこのような場合には
「I have 〜.」という形を使って答えてあげます。
ちなみに今の例文では「What do you have 〜?」となっていたので「I have 〜」としました。もしも違う動詞を使った場合にはその動詞を使って文を作ることになります。例えば、
例5)
「What do you eat for breakfast?」
(あなたは朝食に何を食べますか)
→「I eat natto.」
(私は納豆を食べます)
例6)
「What do you drink?」
(あなたは何を飲みますか)
→「I drink orange juice.」
(私はオレンジジュースを飲みます)
このように答えの文では質問で使われた動詞を使います。
ここまで分かりましたか?
あとは「What」を使った文に共通なルールですが、どちらも最後を下げて読みます。(これを下げ調子といいます)
ふつうの疑問文では最後を上げて読んでいました(上げ調子)。しかし「What」を使った文の場合は疑問文でも下げ調子になるので注意してください。
<まとめ>
・「What」は文頭(文の最初)に書く。
・「What」の後ろには疑問文の形がくる。
・「What」で始まる文は疑問文でも下げ調子で読む。
・「What」を使った文では「Yes / No」で答えない。