下線部をたずねる疑問文 part2 実践練習
<下線部をたずねる疑問文の作り方>
前回も話しましたが、このパターンの問題が苦手な人はとても多いものです。しかし基本を押さえておけば決して難しくはありません。まずは前回説明した問題を使って「基本的な考え方」を確認していきましょう。
全快も使った例題ですがこちらを見てください。
(問題)
次の下線部が答えとなる疑問文を作りなさい。
This is a book.
この問題では答えが「What is this?」となれば良かったのですが、次のことを押さえておいてください。
〔下線部をたずねる文の作り方〕
1.下線部を適切な疑問詞に変える。
2.残りの部分(下線部以外)を疑問文にして後ろに続ける。
これだけです。この2点を考えていけばよいのです。
ではこのパターンに当てはめて問題を見てみましょう。
下線部をたずねる疑問文 実践問題1
This is a book.
1.下線部は「a book」(本)なので「何」 → 「What」に変える。
2.次に残りの部分は「This is」なので疑問文は「is this」となり、
これを「What」の後ろにつなげると
「What is this?」
でできあがり。(゜∀゜)
分かりますか?
とても機械的にできますよね!
では次の2つ目の練習問題でも同じように考えてみましょう。
下線部をたずねる疑問文 実践問題2
「He is Ken.」
はい、この文でした。ここでは「Ken」に下線が引いてありますね。
これも上のパターンに当てはめていきます。
「He is Ken.」
1.下線部は「Ken」なので「だれ」 → 「Who」に変える。
2.次に残りの部分は「He is」なので疑問文は「is he」となり、
これを「Who」の後ろにつなげると
「Who is he?」
となってできあがり。
ねっ、簡単でしょう!
もう一つ行ってみましょう。
下線部をたずねる疑問文 実践問題3
「Tsuyoshi goes to the library every Sunday.」
1.下線部は「every Sunday」(毎週日曜日)なので「いつ」 → 「When」に変える。
2.次に残りの部分は「Tsuyoshi goes to the library」なので、
疑問文は「does Tsuyoshi go to the library」となり、
これを「When」の後ろにつなげると
「When does Tsuyoshi go to the library?」
となって完成。
どうですか?
このように基本的なパターンを押さえておけば全く難しくはないです。しいて言えば、
「疑問詞が分からない」
「疑問文が作れない」
という人はこの話を聞いても解けません。その場合は面倒くさくても
「疑問詞を覚える」
「疑問文の作り方をマスターする」
ということから復習してください。
この2つができなければ今後の英語の勉強も全く理解できなくなってしまいます。
ここですり抜けても問題の解決にはならないので、あきらめてきちんと勉強することをお勧めします (* ̄0 ̄)/ オゥッ!!
疑問詞には「When」や「Where」のような一語だけのものの他に、「How many + 複数名詞」や「What time」のように二語以上で一つの意味になるものもありますからね。
また、疑問文を作るときには「be動詞の文」と「一般動詞の文」では作り方が違っていました。
さらに一般動詞の文では主語が三人称単数の場合とそれ以外では「do」を使うか「does」を使うかの違いもありました。
このあたりは中学1年生でクリアしておかなければいけないところです。それでは今回のポイントをもう一度確認して今回は終わりにしたいと思います。
〔下線部をたずねる文の作り方〕のポイント
1.下線部を適切な疑問詞に変える。
2.残りの部分(下線部以外)を疑問文にして後ろに続ける。
これをしっかり押さえておきましょうね^^
今回は以上です。