現在進行形 listenで子音を重ねない理由
現在進行形のingのつけ方は次のようになりました。
この中の3番についてlistenは「短母音+子音字」になっているのに何で子音字を重ねないのかということが単に例外とするのではなく、理由があります。
ここではその点を詳しくお話していきます。
<ingのつけ方>
1.ふつうにingをつける。
play → playing
2.eで終わっているときにはeをとってingをつける。
write → writing
3.「短母音+子音字」で終わるときには子音字を重ねてingをつける。
run → running
※例外「listening」
4.「ie」で終わるときには「ie」を「y」に変えてingをつける。
die → dying
そうですね、listenは確かにそうです。
この単語はただ「例外」として覚えておくだけで問題ないと思いますが、一応例外にされた理由があります。
この理由はムリに覚えておかなくても良いのですよ。でも知りたい人のために説明するとこうです。
「短母音+子音字」の「短母音」のところに“アクセントがない”という理由です。
短母音+子音字で子音字を重ねる場合には、短母音のところにアクセントがある場合に限って言えるということだったのです。アクセントとは強く読むところのことです。
「swim」という動詞は「i」の部分を強く読みます。
つまり短母音にアクセントがあると言えます。
また「run」の場合も「u」を強く読みます。これも短母音にアクセントがあります。
このように最後を重ねて読むときには「短母音のアルファベットにアクセントがある」という隠れたルールがあったのです。
これは私も中学のときに先生に尋ねた経験があります。先生にどうして「listen」は例外になるのですか?と。すると
「例外だから覚えておいて」
としか言われませんでした。
でも気になったので調べまくりました。
当時はインターネットなどない時代ですからあちこちの本屋に行って参考書を調べまくるとありました。
「ただし短母音にアクセントがない場合は重ねない」
「お〜、これだ〜!なるほどね、そういうことか〜」
さんざん調べた末にやっと分かったことだったのでその場で覚えてしまいました。
他にも「visit(訪問する)」という単語も「ヴィジットゥ」の「ヴぃ」という最初の部分を強く読みます。つまり後ろの短母音にはアクセントがないということになるので、「visiting」と子音字の「t」は重ねません。
また「open(開ける)」という単語も「オウプン」の「オウ」という最初の部分を強く読みますので、後ろの短母音の部分になる「e」にはアクセントがないので「opening」とします。
「openning」のように「n」を重ねません。
このように、ただ例外と覚えるよりも理由があるものはそれも聞いておくと覚えやすくなるのも事実ですから一応お話しました。
現在進行形の否定文,疑問文,答え方
さて、ingのつけ方の説明が長くなってしまいましたがここからは特に難しくないので早いです。
否定文や疑問文、そして答え方ですがこれらはいつもお話していますが、現在進行形にはbe動詞が入ります。be動詞が入る文の場合には特に新しいるーるがあるわけでもなく、これまでのルールと全く同じです。つまり、
否定文 → be動詞の後ろにnotを入れる。
疑問文 → be動詞を主語の前に出す。
答え方 → be動詞を使って答える。
これだけです。
例文で確認してみましょう。
例文)
肯定文:「Your mother is cooking breakfast now.」
(あなたのお母さんは今、朝食を作っています)
否定文:「Your mother isn't cooking breakfast now.」
(あなたのお母さんは今、朝食を作っていません)
疑問文:「Is your mother cooking breakfast now?」
(あなたのお母さんは今、朝食を作っていますか)
答え方:「Yes, she is. / No, she isn't.」
(はい作っています / いいえ作っていません)
こうなります。
否定文とうについてはこれ以上説明をしなくても大丈夫でしょうから今回はここまでにします。問題集を使って練習をしてくださいね。^^