現在進行形 part1(まずは現在形の確認)
ここでは現在進行形の説明をしていきますが、その前に似た名前の「現在形」について確認していきましょう。
これまで勉強してきた文には次のようなものがありました。
例)
「I play tennis.」
(私はテニスをします)
「He studies English.」
(彼は英語を勉強します)
こういった文はどんな内容を言っているのでしょう。
「どんな内容って書いてあるままでしょう?」
という返事が返ってきそうですね。確かにそうですが、もう少し踏み込んで考えてみるとこれらの文が表していることというのは、
『日頃の習慣』
ということになります。たとえば上の例文の
「I play tennis.」
(私はテニスをします)
という文は「日頃この人はテニスをする習慣がある」ということを伝えているのです。
また、もう一つの例文の
「He studies English.」
(彼は英語を勉強します)
というこの文もこの彼は「日頃英語の勉強をする習慣がある」ということを言っています。
これらの文は決して
『今テニスをしている』
『今英語の勉強をしている』
ということを言っているのではないということを意識してください。
ここまでの話は分かりましたか?
そうなると次に出てくる疑問は、
「じゃあ、“今している”というときには何と言ったらいいの?」
ということでしょう。この「今しているところです」という意味を表すのがこれから勉強していく「現在進行形」になるのです。
<ここまでのまとめ>
現在形(今までの文)→ 現在の習慣を表す
現在進行形 → 今していることを表す