三人称単数 part3 否定文と疑問文
三人称単数のSのつけ方 part1
三人称単数のSのつけ方 part2
では三人称単数の(e)sのつけ方を練習しました。
主語が三人称単数になった場合には、使われている一般動詞に三単現のsをつけるということをしつこく説明しましたね。
また三人称単数(肯定文)ではそのルールを使って実際に文を作る練習をしました。
ここでは三人称単数の「否定文」と「疑問文」の作り方の説明をしていきます。
三人称単数の文 否定文と疑問文のルール
(例文)
肯定文:He plays tennis. (彼はテニスをします)
否定文:He doesn't play tennis. (彼はテニスをしません)
疑問文:Does he play tennis? (彼はテニスをしますか)
答え方:Yes, he does. (はいします)
No, he doesn't. (いいえしません)
《否定文の作り方》
・一般動詞の前にdoesn't (does not) を入れる。
・一般動詞を原形に戻す。
《疑問文の作り方》
・主語の前にDoesをつける。
・一般動詞を原形に戻す。
doesって何?
これまでに勉強した、主語が「I」や「You」の場合にはどのようにして否定文や疑問文を作ったのかを思い出してください。
「You play tennis.」 (あなたはテニスをします)
この文を否定文にすると次のようになりましたね。
「You don't play tennis.」 (あなたはテニスをしません)
このとき一般動詞の前に「don't」を入れました。
「You play 〜」
↓
「You don't play 〜」
としましたね。
ここで使われている「don't」というのは「do not」の短縮形です。
ではもう一度三人称単数が主語の場合を考えてみましょう。
新しく「doesn't」という語が出てきました。(これは「does not」の短縮形です)
この「does」というのはこれまでの「do」に三単現のsがついたものなんです。
ここで考えてもらいたいのですが、「do」というのは「o」で終わっています。「ソックスシュワッチ」のルールで「s, o, x, sh, ch」で終わる語には「es」をつける」ということでしたから「do」に「es」がついて「does」となっています。
あっ、一つ言い忘れていました。
この「does」の読み方ですが、「ダズ」と発音します。「ドエス」ではないですからね(笑)
短縮形の「doesn't」は「ダズントゥ」と読みます。
話を戻しますが、主語が三人称単数の時は「do」に三単現のsをつけた形の「does」にします。
そして否定文なら「does not(doesn't)」、疑問文なら「Does 〜?」として文を作ることになります。
動詞の原形って何?
これからは「動詞の原形」という言葉をしょっちゅう耳にすることになります。
この「動詞の原形」というのは「動詞の元の形」ということです。かんたんに言えば、三単現のsなどをつけていない「元々の形」ということです。
「行く」なら「go」
「話す」なら「speak」
「好き」なら「like」
のように皆さんが最初に覚えた形のことです。
では次にここまでのことを頭に入れてもう一度上で挙げた否定文と疑問文の作り方を確認してみましょう。