助動詞canの基本
ここでは「can」というものを勉強していきます
読み方は「キャン」です。
<助動詞 can>
形 :can + 動詞の原形
意味:〜することができる
例文)
「I can run fast.」
(私は速く走ることができます)
「He can speak English very well.」
(彼はとても上手に英語を話すことができます)
この「can」のことを助動詞といいます。
助動詞というのは文字通り「動詞を助ける」ということで、動詞の意味に別の意味をつけ足す役割をします。
「I run.」 → (私は走ります)
「I can run.」 → (私は走ることができます)
上の文はただ「走ります」となっていますが下の文は「走ることができる」となっていて、その能力があるということまで伝えている文になります。
つまりより詳しく、微妙なニュアンスまで伝えていることになりますね。このように、この「can」という助動詞を使うことで、より細かい内容を伝えられるようになります。
また、
これは、主語が三人称単数だとしても面倒な三単現のsを気にせずに使えるということですから今までの文よりも単純ですよね。
上で挙げた例文を見て下さい。
「He can speak English very well.」
(彼はとても上手に英語を話すことができます)
主語が「He」で三人称単数ですが「can」はそのまま使われています。「can」にsがついて「cans」なんてなっていませんね。
また「can」の後ろは“常に”動詞の原形なので、これも主語が三人称単数だとしても「He can runs …」なんてことにもなりません。
こう考えるととても簡単ではないですか?
「彼は速く走ることができます」
○ He can run very fast.
× He cans run very fast.
× He can runs very fast.
このようになります。
助動詞can part2に続く。