下線部をたずねる疑問文 例題1
これまで英語の勉強をしてきて次のような問題にであったことがありませんか?
(例題1)
次の下線部が答えとなる疑問文を作りなさい。
This is a book.
このような問題です。
これは「下線部をたずねる疑問文」というタイプの問題ですが、この問題が出されると「あ〜分かんない」とすぐに諦めてしまう人が多いと思います。
しかし思っている程難しいものではありません、ではどのように考えていけばいいのでしょうか?
この問題は「どんな質問をされたら問題文のような答え方をするのか?」を考えて、その質問の文を作りなさいといっているのです。
ですからこの文の場合には「これは本です」という答えになる文ですから「これは何ですか」と聞いてあげればよいことになります。
答えは「What is this?」となります。
ここまでは分かりますね?
では次の問題を見てください。
下線部をたずねる疑問文 例題2
(例題2)
次の下線部が答えとなる疑問文を作りなさい。
He is Ken.
これはどうでしょう。
この文は「彼はケンです」という意味ですが、その中の「ケン」という“名前”の部分に下線が引いてあります。
ですからここでは「彼はだれですか」と聞いてあげれば会話がつながりますね。
「彼はだれですか」
↓
「彼はケンです」
このように質問と答えがうまくつながればよいということです。
ですから答えは「Who is he?」となります。
なかなか最初は分かりづらいものです。
もう一つ問題を見てください。
下線部をたずねる疑問文 例題3
(例題3)
次の下線部が答えとなる疑問文を作りなさい。
Tsuyoshi goes to the library every Sunday.
この問題の場合はどうでしょうか?
この問題文の意味は「ツヨシは毎週日曜日に図書館に行きます」で、“毎週日曜日”という部分に下線が引いてあります。
そうなると質問は「ツヨシはいつ図書館に行きますか」となりますね。
「ツヨシはいつ図書館に行きますか」
↓
「ツヨシは毎週日曜日に図書館に行きます」
となって会話がつながります。
これを英語でいうと、
「When does Tsuyoshi go to the library?」
となります。
ここまで3つの例題を見てきましたが、おそらく皆さんの感想としては「そんなに簡単にできないよ」というものでしょう。
そうですね、上のように考えてすぐに文が作れる人なら、それで問題ないです。しかしなかなかそうはいかないという人の方が多いので、次にこのような問題のとき方を説明していきます。