過去形 part1 現在形と過去形
ここでは「過去形」という内容を説明していきます。
次の点に注意して読み進めてください。
・過去形とはどうやって作るのか?
・これまでの文とどこが違うのか?
それでは始めていきましょう。
まずは過去形というものがどんなものなのか考えてみましょう。
これまで勉強してきたものは「現在」の話でした。
「私は日本に住んでいます」
「彼は英語が好きです」
「あなたは学生ですか」
「私の兄はとても速く走れます」
これらの言い方はすべて「現在」のことを言っていますよね。それに対して次のような文だったらどうでしょう。
「私は2年前にアメリカに住んでいました」
「彼はその時家にいませんでした」
「あなたは小学生の時サッカーをしていました」
「私の兄は病気がちでした」
このような言い方はどれも「昔」のことを言っていますね。
このように昔のことを「過去」といいます。
現在形と過去形の違い
では過去のことを伝えるにはどうしたら良いでしょうか?
まずは日本語の場合で考えてみましょう。
日本語で現在のことと、過去のことをいうときにはどこが変わりますか?
例えば、
「あなたは毎日テレビを見ます」
「あなたは昨夜テレビを見ました」
この2つの文を見てください。上が「現在」下が「過去」ですね。
どこが違うか分かりますね。
「毎日」と「昨夜」というところも違っていますが、そこよりも注目してもらいたいのは
現在:「見ます」
過去:「見ました」
ここに注目してください。
日本語では
現在:「〜です」「〜します」
過去:「〜でした」「〜しました」
のようになりませんか。これは日本語の「述語」が変わると言えますね。
これを英語の場合で考えると、「動詞」が変わることになります。
つまり英語で過去の文を作りたいときには“動詞を過去にしてあげればよい”ということになります。
この動詞の過去の形のことを「過去形」と呼びます。そのまんまですね。^^
過去形 part2 規則動詞の文につづく