助動詞can 日本語の訳し方
助動詞can part1のつづき
ここでは「can」を使った文の訳し方について説明します。
日本語に訳すときですが、「can」の意味は「〜することができる」です。しかし必ずしもこのように訳さなくても大丈夫です。
日本語でも「することができる」以外に「〜れる」「〜られる」という言い方をしますよね。それでも大丈夫です。
大丈夫というよりもテストの問題ではそのような訳し方で出されることが多いので、意識していないとうっかり間違えてしまいます。
例)
「私は歌を上手に歌います」 → 「I sing a song well.」
「私は歌を上手に歌えます」 → 「I can sing a song well.」
上の2つの文を見ると「歌います」と「歌えます」というところだけが違っています。
この微妙な違いを見落とすと間違えてしまいますから注意が必要です。
「泳ぎます」と「泳げます」
「歩きます」と「歩けます」
「使います」と「使えます」
これらは後ろの言い方は全て「〜できる」の言いかえになります。
これらを全て主語を「私は」として作ったとすると次のようになります。
「私は泳ぎます」 → 「I swim.」
「私は泳げます」 → 「I can swim.」
「私は歩きます」 → 「I walk.」
「私は歩けます」 → 「I can walk.」
「私は使います」 → 「I use.」
「私は使えます」 → 「I can use.」
こういう違いが出ます。この違いはきちんと区別できるようにしておきましょう。