今回のポイント
さて、今回は「Whatを使った文の練習問題をしていきますが、その前にポイントのまとめをしておきます。
詳しい解説はWhatを使った文をご覧ください。
<まとめ>
・「What」は文頭(文の最初)に書く。
・「What」の後ろには疑問文の形がくる。
・「What」で始まる文は疑問文でも下げ調子で読む。
・「What」を使った文では「Yes / No」で答えない。
Whatを使った文の場合はいくつかのポイントがありましたが、中でも「Yes / No」を使って答えないというのは大きな特徴です。
では問題を解いてみましょう。
Whatを使った文の練習問題
1.次の日本文を表す英文になるようにカッコに適語を入れなさい。
1, これは何ですか。
What( )( )?
2. あなたは手に何をもっていますか。
What( )( )( ) in your hand?
2.次の質問に対してカッコ内の語を使って答えの文を作りなさい。
1. What is that? (house)
2. What do you play? (baseball)
解答・解説1-1
さて、今回の内容はWhatを使った文を作ることができるか?
また、適切に答えることができるかを確認する問題です。
Whatを使っていてもその後ろの言い方によって当然答え方も違ってきます。その部分をどんなときにどう答えるのか考えながら読み進めてくださいね。
1. これは何ですか。
What( )( )?
「これは何ですか」というのは「これは〜です」というbe動詞を使った文の疑問文の形です。
be動詞を使う場合の疑問文はbe動詞を主語の前に出すというのがルールでしたからここには次のように入れば正解です。
正解)
「What( is )( this )?」
(これは何ですか)
解答・解説1-2
2. あなたは手に何をもっていますか。
What( )( )( ) in your hand?
それでは次の問題を見てください。
今度の問題でも「What」が使われていますが、その後ろにはやけに長い文がつながっていますね(笑)
日本文を見てみると、「あなたは手にもっていますか」となっています。
「手に」という部分は「in your hand」(あなたの手の中に)となって後ろに書いてありますから、カッコの中には「あなたはもっていますか」という部分が入ると分かります。
「あなたはもっていますか」というのは「一般動詞」です。
一般動詞の疑問文は「do you 〜?」という形になりましたね。ですからここでは次のようになれば正解です。
正解)
「What( do )( you )( have ) in your hand?」
(あなたは手に何をもっていますか)
解答・解説2-1
1番の問題は解けましたか?
今度は「What」を使った文にきちんと答えられるかを確認する問題になっています。
2.次の質問に対してカッコ内の語を使って答えの文を作りなさい。
1. What is that? (house)
「What is that?」
(あれは何ですか)
この質問に対して答えるには
「It is (It's) 〜.」のように言うのでしたね。ですから、
「It is a house.」
「It's a house.」
と答えます。
「It is」と「It's」はどちらも同じ意味で、短縮形を使うかどうかの違いだけです。単語の数が限定されている時にはどちらかを判断して使いましょう。
正解)
「It is a house.」
「It's a house.」
解答・解説2-2
2. What do you play? (baseball)
最後の問題です。
今度の問題では「What do you play?」(あなたは何をしますか)と聞いています。
ですからここではカッコの中の「baseball(野球)」という語を使って「私は野球をします」と答えてあげればよいです。
「I play baseball.」
(私は野球をします)
このように答えます。
ここでは「It is」は使いません。
もしも「It is baseball.」としてしまうと「それは野球です」となり、質問に対してきちんと答えていないからです。
正解)
「I play baseball.」
(私は野球をします)